英会話情報サイト【ENGLISH CONVERSATION】

発音

英語の発音と綴りの間の関係は、他のヨーロッパの言語と比べると一貫性に乏しいです。これは主に中英語時代である15世紀初頭に始まり、近代英語初期である17世紀初頭に終わった大母音推移という現象にも関わらず、印刷技術が普及していたために綴りが固定化して基本的に変更が加えられなかったことに起因しています。それ以前はnameはナーメと、 timeはティーメと綴り通り発音されていました(というよりも発音どおりに綴られていた)が、ネイムやタイムという発音に変化したにも関わらず、neimや taimなどと綴りが変更されることはなかったため、現在まで英語学習者を悩ませている綴りと発音の不一致が起きているのです。例外も多くあります。このことは、英語が他のヨーロッパ系言語から単語を借用する際に、多量の単語を元のつづりとあまり変えずに借用したことに起因しています。

英語圏

英語圏は、公用語や準公用語に英語が設定されている、もしくはそこに住む人々の主に話す言語が英語である国・地域の総称です。国民や地域住民の過半数が英語を第一言語とする、もしくは英語を話す能力を備えていることを必ずしも意味しません。例えば、ジンバブエでは国民の大半がショナ語もしくは北ンデベレ語を日常会話に用いています。英語話者の2/3が集中するアメリカ合衆国では憲法の規定としての公用語・準公用語が存在していないが、事実上、英語の占める位置が圧倒的に優勢であるため、英語圏とみなされています。かつてのイギリスの植民地であった地域が、英語圏になっている場合が多いです。

英語人口

英語を第一言語としている人の数は3億8千万人程度で、言語人口第1位の北方中国語(約 9億人)と比べかなり少ないです。しかし中国語が主に中国国内および各地の中国人社会だけで通用しているのに対して、英語で意思の疎通ができるあるいは英語を理解できる人口を考えると状況は一変し、文句なしに世界最大の使用人口を誇る言語といえるでしょう。英米の影響などで英語が国際共通語として使われるようになったこと、商業言語として確立したこと、科学技術を伝達する主要な言語となったこと、さらにパソコンやインターネットの普及で英語を元に作られたプログラミング言語やマークアップ言語の需要が高まったこともあり、第二言語 (English as a Second Language; ESL) として用いる人口は約6億人に上ります。外国語 (English as a Foreign Language; EFL) として英語を学習・使用する人も多くいます。そのため、世界各国でイギリス方言・アメリカ方言などの英語の枠組みを超えた「新英語」が出現するようになったのです。